わたしたちは

子ども・保護者・地域社会を

神から与えられた存在として喜び支えます。

①与えられた“かけがえのない命”を受け入れ信じ関わります。

神様からの無償の愛

 

 全ての人やものは、神様から与えられた命を生きています。

 

 人は一人ひとりがかけがえのない存在であり、愛されることで人を愛し、受け入れることができます。ここでいう愛とは、無償の愛であり、見返りを求めるものではありません。

 

 子どもや保護者や地域の人などを含む、すべての人が喜びや悲しみなどを受け止めてもらえると、自分が愛されている実感がもてます。

 

 また地域社会の文化・社会環境・自然環境などの資源に興味をもったり、支えたり、有効活用したりすることで、私たちは地域社会に愛着をもちます。

 

香川県お泊り保育

お泊り保育の夜、家族の方から子どもたちへお手紙が届きました。愛がこもったお手紙に自分も友だちも周りから愛されていることを知り、生まれてきてよかったと感じます。

お父さんから初めてもらったAちゃん。「なんでか、涙が出てくる」とひざを抱えて大粒の涙を流しました。



クリスマスエージェントの最後に子どもたちは「神はその独り子をお与えになったほどにこの世を愛された」と語ります。

地元の魚屋さんがハマチをさばきに来てくれました。

 

これをきっかけに、自然環境や私たちが住む社会を身近に感じることができました。


②その人らしく生きていくことが出来るように一人ひとりを尊重します。

地域の中で生きる

 

 

 『世界人権宣言』や『子どもの権利条約』、『児童憲章』などにも示されているように、子どもも大人も、すべての人が人間らしく生きることの権利を守らねばなりません。

 

 それは一人ひとりが心や身体を傷つけられたりせず、差別を受けたりせず、尊ばれることです。

 

私たち保育者はそれを知り、理解しなければなりません。また、その人がただ過保護に大事にされるという事でもありません。

 

自分で選んだり決めたりできるようにその人を信じ、支えることを意味します。 

木登りに挑戦

木登りへの挑戦。思わず「危ない!」と声をかけそうになります。でも、子どもたちの声に耳を傾け、見守ります。「もう少しやのに、のぼれん」「こっちに足かけたらのぼれるで」しばらくすると木の上で誇らしそうな顔に出会う事ができました。

 



③互いの違いを認め合い、心を通わせ、共に生きることに喜びを感じる地域社会の「よりどころ」となります。

一人ひとりの違いを喜ぶ

 

 国籍、文化、障がいの有無、性、家庭の背景などだけでなく、互いの思いや考えの違いなどに関する差別は許されません。異なる者同士が、共に生きる喜びを感じ合いながら暮らす場でありたいと考えています。

 

 園は地域社会の中で、人と人をつなぐ拠点となる全ての人の居場所であり、第二の家庭のような身近な存在です。園に関わる全ての人同士が自分の考えを伝えたり、違いを認め合ったり折り合いをつけたりすること、それが平和なコミュニティを創り出します。

 

 その社会で育った人は、より良い社会を新たに創り出すという営みを繰り返します。

 

許し愛

喧嘩をして気まずくなった2人。誰にもきづかれず、静かな土管の中に座ります。

お互いに何も言わず何も聞かず、ただただ座っているだけ. . . 。しばらくして2人は、何事もなかったように土管から出ていきました。2人にしか分からない気持ちの許し合いがあったのでしょう。

 

 


ボランティアさん

長年関わってくださるボランティアさん。

 

子どもたちからも保護者からも「じいじ」と呼ばれています。

 

お互いの存在がうれしいのです。

香川コミュニティの輪

子どもたちのために保護者や地域の方と職員で園庭づくり。

 

作業を通して仲良くなり、コミュニティの輪が広がります。